弟の退院

暗澹たる気持ちで家に戻ると、弟のことで一番苦労した母親が「もう死んだか?葬式どうする?」とナイスボケ。これだけ能天気にぼけてくると、介護する方も気分的に楽だ。

父の方は、姉が弟の入院費用を心配し「私が付き添いをやろうか」と言うのを耳にし、急に部屋に戻り通帳を確認し出した。この時、これが父が銀行からの足取りが途絶える原因になろうとは思いもしなかった。

7月30日、父を連れ弟のところに行くと、いつもやさしい付き添いの女性が点滴のことで若い看護婦を叱りつけている。あまりの見幕でこちらは黙って見ているしかない。点滴がうまく落ちず看護婦を呼び出したが、若い看護婦が何か言ったことに付き添いの女性がカチンと来たようだ。話を聞いていると、この若い看護婦とは相性が悪いらしい。それと弟の付き添いが長引きかなり疲れている様子。

その付き添いの女性から弟が最近食事を拒否していると聞く。昔から弟は何か気に食わないことがあると、食事を拒否する。多分入院が長引き、ストレスがたまったのだろう。

8月2日、行方不明事件で落ち込んでいる父を慰めるため白峰の温泉に行く準備をしていると、担当医からTEL。「血液検査ではまだ心配なのですが、点滴から薬に替えても、平熱ですし、本人も相当ストレスがたまって食事を拒否していますので、一旦退院の手続きを取りましょうか」との提案に、即「お願いしますと」と返事をする。

温泉で父に入院費用は弟の障害者年金から出るから心配しないでと説明していると、病院から、施設と話し合って8月6日に退院と決まりましたの連絡。

今日はその8月6日。今頃施設に戻ってのんびり過ごしていることだろう。ちゃんと食事を摂ったかな?

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