使用済み核燃料

今回の東日本地震は、テレビでその惨状に焦点が当てられたのは初日だけで、後はほとんど福島原発にスポットが当たった。

普段原発に何の興味も持っていなかったが、テレビでその経過を見ているうちにどんどん疑問が膨れ上がってきた。一番疑問に思ったことは使用済み核燃料がどう処理されるのかということだ。

山に行くのを自粛していて暇なので、ネットで調べてみたところ、現在の日本の処理計画は次のようらしい。
「原子力内プール(5年)→中間貯蔵施設(10年~50年)→再処理工場」
現在日本で稼働している中間貯蔵施設はなく、2012年に青森県むつ市の中間貯蔵施設が事業開始予定である。再処理工場は六ヶ所村で建設中だが、今回注目された福島原発3号機は再処理燃料を使ったプル・サーマルであることから、建設中止に追い込まれる可能性が高い。

福島第一原発は廃炉になるのは間違いないだろうが、その核燃料が冷めるのには5年近くかかるそうだ。冷却機能の回復作業が終わった後、不要になった核燃料を使用済み核燃料プールで冷やし続け5年後にむつ市の中間貯蔵施設に運ばれることになるのだろう。

再処理事業が破綻したことから中間貯蔵施設は最終貯蔵施設になり、核燃料が人体に無害になるまで保存されることになる。その保存期間は何と…100万年らしい。

日本の原子力発電所が稼働し始めてまだ50年にも満たないのに、使用済み核燃料というゴミを我々日本人は100万年にわたって管理していかなければならない。貯蔵施設が100万年も耐えられるわけがないし、地震もあるだろうから、何度も今回のような危機にさらされるのだろう。

巨額の国債発行でよく「子孫につけを残すな」というが、我々は使用済み核燃料というとんでもない負の財産を子孫に残すことになった。





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この記事へのコメント

やっちん
2011年03月20日 23:37
ひろろさん、こんばんは。
原発恐ろしいですね。私も核燃料の廃棄に疑問を持ちます。
「原発がどんなものか知ってほしい(全)」
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
実際に原発に従事されていた方の記事には、ただ恐れおののくばかりです。
ひろろとろろ
2011年03月21日 07:04
まさに「原子の火」は神の火、現状を見るにつけ人間の手に負えるものではありませんね。早く神の手に戻した方がいいような気がしてきました。

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