たった1日…

おむつはずしをする父は、病院では介護衣(つなぎ服)を着ていた。これは便利だと思い、病院の売店で同じものを買ってきて、早速着用させて寝かせた。ところが、なんとなんと朝にはおなかのあたりが破られ、おむつがはずされていた。

なんで、病院ではそんなことはなかったのにと不思議に思い、よく思い出してみたら、病院ではちょうど介護衣の破られたあたりに拘束用ベルトをしていた。そのベルトのおかげで破ることができなかったのだ。

破ったところはファスナーの縫い目。どんなものにも弱点はある。その弱点をうまく突いたのだ。認知症とは言え、侮ることはできない。その執念たるや恐るべし…いや、いや、介護衣で拘束されるのが相当嫌だったのだろう。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック